仕掛け絵本を英語学習に活用したい親御さんは多いでしょう。私も買って読み聞かせていました。でも、何を選べばよいのかわからない、というより、どんな本があるのかもわからないという方もいるでしょう。そこで、まとめて年齢別に60冊まとめてご紹介します。
Amazonで検索しても意外に有名なものが出てこなかったり、隠れた逸品が見つからなかったりします。ぜひチェックしてみてください。
仕掛け絵本を英語学習に選ぶ効果
動きと連動するから記憶に残りやすい
ポップアップ絵本はその名の通り、ページに隠された小さな部品を持ち上げると新しい内容が見られる、隠してあるものを見つけるといった本です。このシリーズの特徴としては、子どもたちが実際に手を使って内容を探査し、その発見を楽しめることが挙げられます。
子供が楽しめる
仕掛け絵本で隠された内容は、通常のテキストではなく、描き下ろしの絵や写真などです。
視覚的にも魅力的で、子供が楽しめることも読書効果を上げられる特徴です。
0歳から3歳向け英語仕掛け絵本
ここでは、0歳から3歳向けに英語仕掛け絵本のシリーズと具体的な本をご紹介します。
“Baby Touch and Feel”シリーズ
“Baby Touch and Feel”シリーズは、小さな子どもたちが日常的に身近に感じるような内容を数多く扱っています。触ってみるとふわふわした感触を楽しめたり、また写真を多く扱っていてリアル感を感じられます。視覚的にも魅力的であるため、子どもたちから高い支持を得ています。
人気の高い”Baby Touch and Feel”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- “Baby Touch and Feel: Animals”
- “Baby Touch and Feel: Things That Go”
- “Baby Touch and Feel Counting”
- “Baby Touch and Feel Counting”
- “Baby Touch and Feel: Baby Dinosaur”
“Peekaboo”シリーズ
“Peekaboo”シリーズは、農場やサファリ、海やジャングル、野生動物など、子どもたちが日常的に身近に感じるような内容を扱っています。
人気の高い”Peekaboo”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- ・”Peekaboo, Farm”
- ・”Peekaboo, Safari”
- ・”Peekaboo, Ocean”
- ・”Peekaboo, Jungle”
- ・”Peekaboo, Wild”
“Peep-Inside”シリーズ
“Peep-Inside”シリーズは、夜空や虫、建物や交通、自然など、子どもたちが日常的に身近に感じるような内容を扱っています。
人気の高い”Peep-Inside”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- “Peep-Inside: The Night Sky”
- “Peep-Inside: The Big Book of Bugs”
- “Peep-Inside: The Big Book of Buildings”
- “Peep-Inside: The Big Book of Transportation”
- “Peep-Inside: The Big Book of Nature”
“Pop-Up”シリーズ
“Pop-Up”シリーズは、恐怖症や悪夢、宇宙や恐竜、動物など、子どもたちが興味を持ちやすい内容を扱っています。
- ・”The Pop-Up Book of Phobias”
- ・”The Pop-Up Book of Nightmares”
- ・”The Pop-Up Book of Space”
- ・”The Pop-Up Book of Dinosaurs”
- ・”The Pop-Up Book of Animals”
“Slide-and-Seek”シリーズ
“Slide-and-Seek”シリーズは、反対語や数字、色や動物、アルファベットなどを扱っています。
人気の高い”Slide-and-Seek”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- “Slide-and-Seek Opposites”
- “Slide-and-Seek Numbers”
- “Slide-and-Seek Colors”
- “Slide-and-Seek Animals”
- “Slide-and-Seek ABCs”
3歳から5歳向け英語仕掛け絵本
次に、3歳から5歳向けに英語仕掛け絵本のシリーズと具体的な本をご紹介します。
“The World of Eric Carle”シリーズ
“The World of Eric Carle”シリーズは、世界的に有名な絵本作家エリック・カール氏による、多くの子どもたちに愛される絵本シリーズです。
絵本だけでなく、文房具や雑貨などのキャラクターとしても人気です。
よく見ると、普通に描いたイラストではありません。これは紙をちぎって表現した技法です。そのために、複雑な線になっています。
人気の高い”The World of Eric Carle”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- “The Very Clumsy Click Beetle”（「とてもぎこちないクリックビートル」）
- “The Very Brave Elephant”（「とても勇敢なゾウ」）
- “The Very Hungry Caterpillar”（「とてもお腹がすいたキャタピラー」）
- “The Very Busy Spider”（「とても忙しいスパイダー」）
- “The Very Quiet Cricket”（「とても静かなコオロギ」）
エリックカールの絵本はとても人気があるので、別記事にまとめています。そちらもぜひ参考にしてください。
“Where’s Spot?”シリーズ
“Where’s Spot?”シリーズは、英国の絵本作家、エリザベス・ヒントン氏による、幼児向けのポップアップ絵本シリーズです。このシリーズの特徴としては、可愛らしい斑点のある子犬「スポット」が登場することで、子どもたちにとって親しみやすい絵本となっています。
人気の高い”Where’s Spot?”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- “Where’s Spot?”（「スポットどこいったの？」）
- “Spot’s First Walk”（「スポットのはじめての散歩」）
- “Spot’s First Easter”（「スポットのはじめてのイースター」）
- “Spot’s First Christmas”（「スポットのはじめてのクリスマス」）
- “Spot’s Birthday Party”（「スポットの誕生日パーティー」）
”Maisy”シリーズ
”Maisy”シリーズは、かわいいネズミが登場する、カラフルな色が特徴的な絵本です。本シリーズは、幼児向けのシンプルなストーリーと親しみやすいキャラクターが人気の秘訣です。また、折り紙や手作りのアクティビティなども含まれているため、美的感覚も刺激されます。
人気の高い本として、以下の5冊をおすすめします。
- Maisy’s Busy Day
- Maisy Makes Gingerbread
- Maisy Goes Swimming
- Maisy’s Bedtime
- Maisy Makes Lemonade
“Pop-Up Animal Atlas”シリーズ
“Pop-Up Animal Atlas”シリーズの特徴は、世界各地の動物たちや地理的な情報が収録されていることです。
地理や動物など、下手すると教科書的になってしまう内容に、仕掛け絵本にすることで興味深さを与えています。
人気の高い”Pop-Up Animal Atlas”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- “Pop-Up Animal Atlas of Europe”（「ヨーロッパのポップアップ動物地図」）
- “Pop-Up Animal Atlas of North and South America”（「北米と南米のポップアップ動物地図」）
- “Pop-Up Animal Atlas of Africa”（「アフリカのポップアップ動物地図」）
- “Pop-Up Animal Atlas of Asia”（「アジアのポップアップ動物地図」）
- “Pop-Up Animal Atlas of Australia and Oceania”（「オーストラリアとオセアニアのポップアップ動物地図」）
“Pop-Up Fairy Tales”シリーズ
“Pop-Up Fairy Tales”シリーズは、世界中のおとぎ話を、ポップアップ仕様にした絵本です。これらの有名なおとぎ話を知らなかったとしても、楽しめます。
人気の高い”Pop-Up Fairy Tales”シリーズの本としては、以下のようなものがあります。
- “The Three Little Pigs”（「三匹の子ぶた」）
- “Goldilocks and the Three Bears”（「ゴールデンロックスと三匹のクマ」）
- “Sleeping Beauty”（「眠れる森の美女」）
- “Cinderella”（「シンデレラ」）
- “Little Red Riding Hood”（「赤ずきん」）
5歳から7歳向け英語仕掛け絵本
次に、5歳から7歳向けに英語仕掛け絵本のシリーズと具体的な本をご紹介します。
探してみましたが、この年代向けの絵本はかなり少なくなってきています。なのでシリーズものではなく、具体的に5冊ご紹介します。
Look Inside Your Body
Look Inside Your Bodyは、人間の体をテーマに作られた仕掛け絵本で、まさに、仕掛けにするのにふさわしい内容です。
フリップをめくると臓器が出てくるのは、非常に興味深く、また大人が読んでも十分楽しめる内容です。
See Inside Your Body
See Inside Your Bodyも先ほどご紹介した本と同じく、人体を扱った絵本です。やはり、人の体は仕掛け絵本に向いていますね。
絵の雰囲気が全然違うので、好きなテイストを選んでください。
Look Inside Our World
Look Inside Our Worldは、地球上の大陸、川、海などに親しむことができます。現実世界で子供の内から世界に触れるのはなかなか難しいことです。世界的な視野を持つ子供に育つ手助けとなると良いなと思います。
Look Inside Space
Look Inside Spaceは、地球を飛び越えて宇宙をテーマに作られた仕掛け絵本です。今、火星移住なども話題に上がっていますし、タイムリーな話題だと思います。遠い宇宙に気持ちを向けることができます。
See Inside How Things Work
See Inside How Things Workは、様々な道具や機械や部品などがどうやって動くのか、等を知ることができます。まさに仕掛け絵本にふさわしいテーマです。
7歳から9歳向け英語仕掛け絵本
次に、7歳から9歳向けに英語仕掛け絵本のシリーズと具体的な本をご紹介します。
7歳から9歳ともなると、仕掛け絵本の文章量もかなり多くなってきます。ここでもシリーズではなく、具体的に5冊まとめました。
Lift-the-Flap Picture Atlas (See Inside)
Lift-the-Flap Picture Atlas (See Inside) は、熱帯の動物や有名な都市、文化などをテーマにしています。とても情報量の多い英語の仕掛け絵本です。ボキャブラリー増加に役立ちます。
Flight: A Pop-Up Book of Aircraft (Crowther’s Transportation)
Flight: A Pop-Up Book of Aircraft (Crowther’s Transportation) は、特に飛行機がテーマの絵本です。飛行機が好きなお子様は多いので、職業の話題をしたい場合にも向いている絵本です。よく考えられた仕掛けだなと感じます。
同シリーズに、Train や Ships もあります。
Shells: A Pop-Up Book of Wonder
Shells: A Pop-Up Book of Wonder は、特にきれいなもの、かわいいものが好きなお子さんに向いています。教養を深めるためというよりも、単純に美しさを楽しむ、感性をはぐくむのにもおすすめです。大人でも好きな方も多いかもしれません。
Flora: A Botanical Pop-Up Book
Flora: A Botanical Pop-Up Book は花をテーマにした絵本です。1つ前にご紹介したのが、貝で、同シリーズの本です。
Snowscape
Snowscape も上記シリーズの本です。子供のためではなく、自分のために買う絵本、かもしれません。絵がとてもかわいらしく、魅力的だと思います。
仕掛け絵本を英語学習に使うときの注意
仕掛け絵本を英語学習に使うときに注意したいことがあります。
子供が好きそうなジャンルを選ぶ
まずは子供が好きなジャンルを選ぶのが成功のポイントです。本屋さんや図書館などに行って子供の反応を見るのも良いですね。気に入ると何度も読んでとせがんでくるはずです。
乗り物、ストーリー性のあるもの、町の様子、自然など、たくさんあります。また、好きなトーンのイラストというのも、選ぶ目安になります。
年齢は目安
仕掛け絵本には対象年齢が書かれています。この記事でご紹介してるのは、対象年齢をベースにしています。でも、あくまでも参考程度に見てください。子供の発達は同じ年齢でも生まれ月で全然違います。さらに、英語なので触れた時間が個々に違います。個人差が大きくなります。
仕掛け絵本は高いものが多い
仕掛け絵本は高いものが多いです。まためくる部分は薄い紙のことも多く、破れやすいです。テープなどで補強するのも、子供が嫌がらなければ良い方法かもしれません。
仕掛け絵本は英語学習におすすめ！年齢別に60冊まとめ！
仕掛け絵本は英語学習におすすめ！年齢別に60冊をまとめてご紹介しました。
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